新任医師ご挨拶


医療法人社団 すがぬま耳鼻科クリニック
医師 川浪康太郎

はじめまして、川浪康太郎(かわなみこうたろう)と申します。


札幌市南区で生まれ育ち、北海道大学医学部を卒業し北海道大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科学教室に入局してからは道内の基幹病院で研鑽を積み、耳鼻咽喉科専門医を取得しました。北海道大学病院をはじめ外来・入院・手術と忙しいながらも充実した環境で医師生活を送っていましたが、受診する患者さんの多くが地元のクリニックからの紹介でありました。最終的な治療を完結させるという立場も充分やりがいを感じていましたが、一方で患者さんから一番初めに相談を受けるクリニックの医師という立場にも魅力を感じ始めていました。


父が豊平区で歯科クリニックを開業していたこともあり、私にとっての一番身近な医師像もまたクリニックの医師でありました。地域の方々に頼りにされている父の姿を見るにつれ、「不安を抱えて受診する患者さんの最初の相談相手になりたい」という想いを強く抱くようになりました。医師11年目となり私自身の進むべき道を模索していた折に、札幌南高校の大先輩である「すがぬま耳鼻科クリニック」の菅沼俊哉理事長より、お誘いを頂きました。


「すがぬま耳鼻科クリニック」は開院20年以上の由緒あるクリニックで数年前に現在の場所に移転となりましたが、患者さんは清田区から札幌市内に留まらず近隣の市町村からも多く訪れるクリニックです。広くて開放感のある診察室、和の雰囲気を取り入れた素敵な内装、充実した豊富な診療機器、そして何より菅沼先生の診療に感銘を受け、ぜひこのクリニックの一員になりたいと志願いたしました。 診療において私が一番に大切にしていることは「病気の正しい理解」です。


「何が起きたのか」「どうして起きたのか」「どうやって治すのか」「どれくらいで治るのか」これらの‘理解’こそが、不安を取り除く一番の薬であると信じているからです。私は大学生時代に某大手予備校にて生徒指導を行っていましたが、10名以上の講師のうち私だけ時間予約制が導入されるほどの盛況ぶりで、その頃から‘理解’して頂くための説明には相当の自信があります。難解な医学用語は使わず、模型や手書きイラストも豊富に取り揃えていますので、どんな小さな不安も遠慮せずに全てぶつけてみてください。
また、治療は当クリニック内で完結できるよう最大限努めますが、どうしても入院・手術を依頼しなければならない症例も存在します。基幹病院在職中は入院・手術を依頼される側であったため両者の視点に立つことが出来ますから、二人三脚で最善の治療を見つけていきましょう。実は私自身も全身麻酔下に鼻の通りを良くする手術を受けた経験があり、快適な生活を手に入れています。


最後になりますが、みみ・はな・のど・めまいなどの困りごとなら「すがぬま耳鼻科クリニック」を思い出して頂けるよう全力で診療に取り組みますので、どうぞよろしくお願い申し上げます!!

History

2006 道立札幌南高校卒業

2013 北海道大学医学部卒業

   北海道大学病院

   市立札幌病院

   市立釧路総合病院

   砂川市立病院

   手稲渓仁会病院

資格・所属学会

耳鼻咽頭科専門医
(日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会認定)

補聴器相談医(同上)

身体障害者福祉法 第15条指定医


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